2015年02月15日

虹の消えたあと

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」

某日
前回アポした、かなりタイプの子と二度目のお食事。お店には、彼女のバースデー間近ということでメッセージケーキとプレゼントのWサプライズを頼んでおく。

告白する気でいたのでベタだけれども夜景が売りのちょいポピュラーな店をチョイスしたのだが、、、結果的にはすべて裏目に出たように思う。以下手短に検証してみたい。

誤算其の壱。店が彼女にとって初めてではなかったこと。
これは、前述のとおりわりとポピュラーな・カップル向けのベタな店(失礼!)だったのである程度は予想していたし、友人にもその可能性を指摘されていたのだが敢えて選び、そして残念ながら予想は的中してしまった。やはり自分の知らない世界を見せられると女性はテンションが上がるだろうし、またそれが素敵なものだと更なり、、、ゆえにまことに残念なことだった。

誤算其の弐。クローズ及びL.O時間が早く終電前に退店を余儀なくされたこと。
これも事前に分かっていた事だが敢えて選んだので。また、今回は二人とも仕事終わりでスタートがやや遅めだったためせっかくのサプライズ演出も流れ的にいささかせわしないものになってしまったのが悔やまれる。

誤算其の参。いやこれは誤算というよりは出会った当初から薄々感じてはいたことなのだが…相手の私に対する(メールや会話での)アティテュードの食いつきぶりがあまりよろしくなかった点。この致命的な問題を知恵と工夫でどうにか覆せないものか、、、と浅学非才ながらもあれこれ熟考した挙句のプランだったのだが。

「下手の考え休むに似たり」
この一言に尽きる。

そしてもう一点、認めざるを得ない致命的問題がある。
女性を口説くにはあまりに拙劣な自分のトーク力だ。
この夜終始、とても告白するような艶やかな雰囲気に持っていけなかった最大の理由であろう。
結果的には淡々と、会話もプレゼントもケーキも終幕に向け進んで行った。店員に促されるままチェックを済ませ、、、翌日お互いに仕事だったので本来ならば終電で帰るところを、しかし玉砕覚悟で打診してみる。

「電車無くなってもタクシーあるし、もう一軒どう」
そう。このあとのプランは綿密に練ってある。たとえ最初の矢が的を外そうとも二の矢・三の矢を連射する用意をしておくのが武士の末裔というものだ。二軒目の候補は事前にネットで10店ほど調べあげ、また当日早めに現地に着いたのを無駄にせずそれらの店全ての実際の立地・ファサードの雰囲気をチェックしておいた。むろん、そのあとのホテルへのルートもシュミレーション済みである。

だがしかし。これだけの準備を整えておいても相手をその気にさせる手練手管を具備していなければすべては水泡に帰す。かなしいかな、私にはまだまだその技量はそなわっていない。

果たして、彼女は二軒目を拒否した。ならばせめて次のアポの約束を取り付けようとこころみるものの「半月間は予定で埋まっているので…」とにべもない。

見送り見送られることも無く解散。
そのあとこの夜はもちろん、翌日以降も彼女からのレスポンスは無い。
もう何度も味わっていることなので向こうの答えは分かっている、少なくとも頭では。だけれども、ハートはそう物分かりがいいわけはなく、、、
いまも来るあてのない連絡を待ち・そして来ないのならばこれまた玉砕覚悟のお誘いをいつ頃かけてみようかしらん、と思案しているところである。

ナンパという行為に、下手ながらも取り組んでいる身としてあまりよろしくはない心持ちなのだろうが…今回の子とは普通にお付き合いしたい。もはや叶わぬであろうこの願いを懸ける虹をさがして、もうしばらくは未練と対峙してみよう。

「涙のあとには虹も出る」

そして虹はたちまち消えてしまうもの。
そのあと再び雨模様となるのか・それとも回復に向かうのか。

***

ちなみに前回の記事でもうひとり気になる子と一回目のアポを楽しく済ませたことを書いたが、その後向こうから次の打診をしてきて無論こちらも快諾して盛り上がりつつあったのだけれども、予定を決める段階になってから「当面予定が一杯で…」とかなんとか、なぜなのか理由がわからない断られ方をされ、そしてそのまま音信不通に。まさに「青天の霹靂」、こういうことがもう度々あるのでいささか女性不信にもなるというものだ。

そうして困惑し、なぜそうなったのかを自省する。
この苦い経験をなんとか次への教訓としたいがために。
叶うものならばこれまでソデにされた女性たちにNGの理由を訊いてみたい、野暮の極み・愚の骨頂とは承知の上で。


「分け入つても分け入つても青い山」

おんなごごろという森林はどこまでふかくひろいものなのだろう。其処の地図を掴むための、私にとってはナンパはあくまで手段にすぎない。いっぽう、一般には下劣とされているこのナンパという行為を美化して擁護する気もないのだが。

とりあえずきょうも出る。


posted by 酒崎“むぎ”麦太郎 at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ナンパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。