2015年01月18日

足らぬ足らぬ

某日
ややお年を召された淑女がたと飲み会。
特に何もなし。しかしよく言われることだが、、、こうしたコンパめいた宴はだいたい参加メンバーが出揃った瞬間に良し悪しが決してしまうもの、おそらく男女ともお互いに。
それを痛感した一夜だった。
ただいつもの私なら大人げなくテンションの下降を周囲に露呈してしまうところ、場の空気を壊さないことを終始念頭に置いて演技とはいえ楽しそうに振る舞うことに注力できたのはよかったとおもう。

***

その後飲み会に参加したメンズ4人でプラチナムへ。
まだ混み始める前のちょうど良い空きぐあい。これは行っとかんと!ずーっと続いている、クラブで声をかけれない=地蔵状態を今日こそ打ち破らんと!!
と勇み酒をグイッと煽りいざ獲物たちに視線の銃口を向ける。


向けただけ。
発砲できない。
弾丸、つまり言葉がまったくマガジンに装填されてこない。
見かねた同志たちが気遣って女性を差し向けてくれたりするのだが、なんせトリガーを引こうにも弾が無いので会話にならない。仲良く楽しくトークしたいのはやまやまなのだが。。。
女性たちもきっと不快な気持になったであろう、かけてやった憐憫を突き返されたようなものなのだから。
結局この日も同志たちの厚意になんら応えられないまま終わる。
むろん連れ出しはおろか連絡先交換すらゼロだ。
入場する前は高らかに「女性の腰に手をまわす」ことを最低限の目標に断固たたかうことを宣言していたはずだが…。
挨拶すらかなわないのでは術なしである。
何時間も敵前逃亡に終始してさすがに底辺までモチベもダウンしてしまった。

それにしても同志たちを含め他の男どものなんと勇猛果敢なことであろう。ガンガン声をかけてゆく。むげに断られ傷を負おうがものともしない。その勇気のいわばご褒美として女たちから番号や抱擁・接吻そしてセックスをもゆるされる仕組み。行動を起こした者のみが成功(もちろん失敗も)を手中に収める。ウィナーズ=テイクス=オール。
まったく道理にかなっているというほかあるまい。
私もいつかそうなれるのか、、、
なりたい、いやならねばならぬ。だけれども、その道のりはながく険しいものであろう。現状、足りない部分が自分には少なくないとおもわれるゆえ。
それを改善しないままナンパめいたことを続けるからせっかく取り付けたアポでも連戦連敗・クラブでも路上でも地蔵を繰り返してしまうのだろう。
このままではダメだ。

「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」

では具体的にどう工夫すればよいのか。
これが正解、という方法はわからない。が、とりあえずもっと勉強せんといかんようにおもう。
コミュ力アップのための本を読む・いろんな女性と会話の機会をもとめる、たとえタイプでなくとも。
あと話題の引き出しを増やす―ほとんど見ないテレビや映画についての情報・知識の蓄積。女子受けのいい楽曲をいくらかうたえるように練習する。むかしのうたやラジオばっかり聞いているのはナンパには全然よくなかろう。
正直イヤなことばかりだが、、、最大公約数にアジャストするためには辛抱せねば。

それから、やはり継続的にナンパ的行為をしとかんと声かけイップスになってしまう。
この日プラチを出たあと明けがたの街でお定まりの“残党狩り”を試みたのだが、以前はわりと得意な時間帯で声かけもそれなりにしていたのにサッパリ出来なくなっていた。昨年末からやたら仕事が忙しくなりしばらくナンパに時間とエネルギーを割けなかったブランクがひとつの要因とかんがえられる。
ゆえに改善の努力をしながら同時に実戦もすすめて行こうとおもう。

***

プラチからの残党狩りの後、みごと獲物を二匹捕らえラーメン屋に連行していった同志たちと別れ単身キタへ移動。昼からアポだったのでマクドでしばし仮眠をとる。しかしながらこのランチアポは相手が来るかどうか態度をはっきりさせていないかなり曖昧な、いやほぼ絶望的な感触のものだったので本音では帰りたかったのだが、すでに予約をしており直前でのキャンセルもお店に迷惑であろうし、また良い店のストックを実地にて確認のうえ増やしたい考えもあり、たとえひとりでも行くことに決めていた。
果たして、時間になっても予想どおり相手は現れず連絡すらなく…けっきょくヒトカラならぬヒトイタリアンとあいなった。
味もサービス・雰囲気もまずまず。ただランチタイムというのに客は最初から最後まで私ひとりきりで完全貸し切り状態だったのがいささか拍子抜けであったが、いつかアポに使っても悪くはないとはおもう、それまでつぶれていなければ。

***

紀伊国屋で一冊、モテマニュアル的な本を買う。おもえばむかしはよくこの手の本を読んだものだ。そのころはまだナンパなんて全然手を出してなかったけれど。

帰りの電車の中でおもわず熟読玩味してしまう。

陽はやがて西に傾き、それとともに漂い出すあの日曜の夕刻特有の憂鬱さがその濃度を深めていった。


posted by 酒崎“むぎ”麦太郎 at 17:28| Comment(6) | TrackBack(0) | ナンパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひさびさの更新!待ってました\(^o^)/
相変わらず文がうまい(●´∀`●)
今度からターゲットを文学少女狙いで行きましょう!文学部が多い街でストしましょう(*ゝω・*)ノ
Posted by ぺぺ at 2015年01月19日 17:28
ぼくが初めて会った日の麦さんは、プラチにて積極的に声をかけていて、圧倒されたほどでした。
そして、その日の番ゲで準即したんですよね。

麦さんはできる男なのです!
Posted by どもん at 2015年01月19日 19:35
To;ペペ氏

毎度!いつもアツいコメントあざす!文学少女、意外とエロそうで萌えますわ!ポエトリーリーディングでも交わしながら愛の行為に及んでみたいものです。
Posted by むぎ at 2015年01月19日 23:39
To;どもん氏

ああ、、、そんな時期もあったような(遠い目)
あの準即こそまさにラッキーパンチでした。
次回は試合に臨むボクサーのように自己暗示してみましょかね…「俺は戦車だ!無敵のタンクだ!なんでも踏みつぶしてやる!!」
Posted by むぎ at 2015年01月19日 23:45
ヒトイタリアン寂しすぎでしょ^^;
話す事は先に考えておいて、棒読みでいいんでもいいんでそのまま話せばいいって、本に書いてましたよ^^僕も「こんにちわ〜」しか言えてないんで話すこと考えとこーっと^^;
Posted by uddy at 2015年01月19日 23:51
To;uddy氏

実は次回への作戦として「先に第一声を決めておく」というのがあったんですが、既に自家薬籠中の物とされていたとはさすが!私ももっと勉強して、リビドーまばゆい貴兄の背中を追っていきます!
Posted by むぎ at 2015年01月20日 22:39
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