2015年10月31日

北海道プチ遠征@

先日、会社の都合で半強制的に急遽平日に連休を取らされることになり、せっかくなのでひさびさ旅に出ることにした。

行先は初となる北の大地。
ここを選んだ理由としては、単純にうまい海鮮が食べたかったのと、死んだ親父が行きたがっていてついぞ行けなかったのでその代わりに俺が、という思いに加え、彼の地に君臨する知己の剛腕ナンパ仲間と久しぶりに邂逅を果たせるかもしれないというのがあった。

残念ながら予定があわず仲間とは会えずじまいであったが、海鮮および北海道グルメはじゅうぶんに堪能することができたとおもう。亡父のぶんまで。

以下はその簡潔なるドキュメントである。

ちなみに当初はナンパする気はあんまりなかったけれども、ショボ腕とはいえナンパを志す者として「やらいでか!」とほんのちょっとだけトライしてみたのでそれについても言及してみたい。

***

初日。
地元の神戸空港からスカイマーク機にて出発。
人生2度目のフライトだ。

離陸してからしばらくは恐怖感もあったが、やがて感動に変わった。
というのも、最初に飛行機に乗った時とは違い窓際の席だったため高空からの景色をつぶさに見ることができたからだ。

それにしても高い。航空写真のような下界の眺めはジオラマのよう。
愛聴している某ラジオ番組の大沢たかお氏のナレーションが想い出される。

2時間弱の航行はあっという間に終わり無事新千歳へ到着。
パイロットおよびCAそして整備士等他の関係者の方々ありがとう。

***

まだ昼前であったが北の大地は予想よりも寒くはない。
もっとも、人一倍寒さに鈍感な体質というのもあろうが。

そのため神戸と同じ初秋の服装のまま夜まで行動できた。

さて、宿は札幌に取ってあったがチェックインまで時間があったのでひとまず荷物を札幌駅のコインロッカーに預け小樽へ向かうことに。

「小樽ギャル連れ出して寿司でもつまんで下さい(^^)」

先述の、現地のナンパ仲間からのLINEエールを受け「よっしゃ!」とナンパモードがスイッチONになるも、、、

着いてみると平日の正午とはいえまことに小樽の街は閑散としており、ぜんぜんターゲットがおらん
(・_・;)

オバサンかアジア系の観光客ばかり。

あきらめて単身、予習してあった店で先ず…



海鮮丼即!


たて続けにまた別の店で…

特上寿司即!

それから、瓶入りの小樽ビール片手に運河をサクッと見物したのち次なる街・余市へ。
目指すは、某公営放送局の朝の連続ドラマで近時あらためてその名を日本中に宣揚せしめた「ニッカウヰスキー余市蒸留所」だ。

試飲に備え小樽駅前の洋菓子屋「ルタオ」にてチョコ系の菓子を買っておく。
洋酒の肴にチョコレートははずせないとかんがえるゆえ。

***

バスに揺られて小一時間、蒸留所到着。

サクサク諸施設を見学してから待望の試飲タイムへ。

そこでは3種類のウイスキーが少量ではあるがタダでいただける。

持参したルタオの菓子をかじりつつ香り高い琥珀色の酒をゆっくりと味わう。

試飲会場の窓から見える、紅がかったイチョウの木々が更に旅情を豊かにしてくれる。

なかなか…一人旅も良いものである。

***

夕闇迫るころ余市をあとにして再び札幌へ。

ホテルにチェックイン後ササッと身支度して街に出る。

さあ、試合開始だ。

\(`Д´)いっちょパーナンぶちかましたろやないけ!

***

現地の仲間に教わったエリアをパトロール。

札幌駅〜大通り〜すすきの間を、地下に地上にまた地下に。

小さいがアーケードの商店街もある。そこでこころみに地味かわいい系に「こむばむは!」とお声かけ。

うん、反応は悪くない。笑顔で答えてくれる。
が、それだけ。
いま一歩踏み込めない。
こればかりは自分の力量のプアさによるもの、腕の立つナンパ師なら更に和み→連れ出しもしくは最低LINE交換ぐらいはサクッとこなしていることだろう。
なんとも歯がゆいけれども弱肉強食・WINNER TAKES ALLの世界、しかたない。

とはいえ。

畜生ッ(>_<)

やぱぐやじいよ〜(T_T)



…まあこんな時はこいつだ。



酒!


余市の蒸留所内のショップで買ったブラックニッカの小瓶を咥えほんのひと口、のどへ流し込む。

やがていささか気持ちがアガってくる。

以後モチベが下がるたび、ちびりちびりやりながらいつもながらの超スローペースでお声かけを続けていく。

***

地下街で全身黒コーデ女にお声かけ。

「こむばむわ!いや〜シックな装いですね(^^)」

黒い女「?」

「いやいや〜オールブラックスですかこれ(^^)」

黒い女(イヤホンを外す)「ああ(苦笑)ありがとうございます」

その後テキトーに並行トーク。

これからご出勤のスナック嬢だという。正直タイプではなかったもののなんとかなにがしかの成果が欲しくて粘った。

旅行してて腹減ったんで美味しいお店教えて、とかなんとか駄弁っているうちに女の勤め先のある小汚いビルに。

おもえばここでサヨナラしておくべきだった。
だがまだ連絡先すら聞き出せておらず、このまま手ぶらで帰るわけには…とぼんやり思案しているうちにエレベーターで女の店の前までついて行ってしまう。すると彼女、すぐ隣の小汚い居酒屋に「ここ美味しい店ですよ」とツカツカ入っていき「マスター!お客さん連れて来たよ☆」「おうOOちゃん!同伴?」「ちがう〜旅行中のお兄さん。神戸から」
そしてきびすを返して「じゃあこれで。わたし隣の店に居るから飲み足りなかったら来てね(^^)」
と軽く営業をかけて隣のスナックへご出勤されていった。



(゜o゜)ポカーン。


逆放流されちゃった。

しゃーなしひとり席に座りビールと、アラカルトで二品ほど頼む。

店にあったテレビで流していた日本シリーズを眺めながら、酒と肴を口に運ぶうちになんともいえない虚ろな気分に染まっていく。

なにやっとーねん、俺。

店は清潔感に欠け、大将は客と同じようにテレビを見ながら料理するうえ、手が空けばおおっぴらに厨房で煙草を吹かす有り様。

肝心の料理の方も、北海道のアドバンテージなど全然ない凡百の居酒屋レベルであり気分は滅入るばかり。
ただ、いわゆるぼったくりではなく勘定もまた「凡百の居酒屋レベル」だったのがせめてもの救いか。

ぜんぜん飲み足らなかったけれど、むろん隣にある黒い女の店に立ち寄る気などカケラもないので足早にエレベーターに乗り込みビルを後にする。

***

その後もブラックニッカをポケットに忍ばせおずおずとストリートを徘徊。

ふむ。

結局、こんな北の果てまで来てもやってることはおんなじではないか。

地蔵して、時間をかけにかけて難産の果てにようやっと数声かけ。
その結果たるや、不毛。パイパン。連れ出しも番ゲもなんもなし。

ただこの自慢の健脚だけが、性欲を原動力にてくてく動いて行くような。

そんで歩き疲れてモチベも萎えて、酒もきれたらノーサイド。

まったく、腕の無い奴ァどこでやっても結果は変わらんと。
逆に出来るひとはどこでやってもキッチリ爪あと残すもの。

それを痛感したのが、同じ札幌で・季節こそ違うが同じ年に遠征してその豊穣なる成果を、タイムリーなことに俺の旅の最中に続けざまに上梓した、おそらく地元も同じかとおもわれるあるナンパ師のブログを現地で目にした時のことだ。

彼の名は「岩クマー」氏。

さかのぼること数月、夏の札幌で即を量産していたというその記事を忸怩たるおもいで咀嚼しつつ、ホテルの部屋でそろり、余市でこの日の夜の祝杯用に買っておいたピュアモルトの栓を外す。

香り高くも苦いフレーヴァーが鼻をつく。

明日こそは美酒となりますように。

小さなボトルに半分ほど残し栓を閉める。

窓から見下ろす札幌の街のあかりが、ほんのすこしこの身を慰めてくれるように感じられた。


〜続く〜
posted by 酒崎“むぎ”麦太郎 at 02:14| Comment(2) | TrackBack(0) | ナンパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
uddyさんのブログを通じて、
よく拝見させていただいておりましたが、
この度、初めてコメントをさせていただきます。

今回の記事を見ていて、ワテクシが初めて
初めて声を掛けた女の子のことを思い出しました。
初めて声を掛けた女の子は、飲み屋のお姉ちゃんで、
その時、必死に食い下がっていたものの、友達が
登場して、どうしていいか分からず、
その場をそっと後にしました。そのような、
淡い思い出が蘇ってきた、そんな記事でした。

すいません関係ない話でしたね。

また記事の続きを楽しみにしております。
Posted by BBF at 2015年11月10日 00:38
To;BBF氏

初コメントありがとうございます!

関係ないなんてそんな。スィートビターな思い出話、ふかくシンパシーを覚えました。

ナンパしてるとつらいことも多いですが、そのぶんうまくいったときのよろこびは何にも増して大きいとおもいます。

これからも共によろこび求めてたたかっていきましょう!
Posted by 酒崎麦太郎 at 2015年11月11日 00:19
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